出し方が全くわからない。
一から丁寧に教えてくれ。
今回は、こんな疑問を解決します。
本記事の内容
- スーツクリーニングの出し方の流れ
- スーツクリーニングの出し方の注意点
- スーツクリーニングの加工と種類
- スーツをクリーニングに出す頻度
- スーツクリーニング店の失敗しない選び方
この記事を書く僕は、宅配クリーニング歴5年。
共働き夫婦ですが、便利なサービスを使いながら仕事と家事を両立しています。
本記事の執筆者
スーツは自分で洗えないけれど、クリーニングに出したことがない人も多いと思います。
とはいえ、スーツクリーニングの出し方は簡単ですし、最近では自宅で完結する宅配クリーニングも増えてきています。
今回は、スーツクリーニングの出し方と注意点・店の選び方をご紹介します。
本記事を読むことで、サクッと簡単にスーツをクリーニングに出せるようになるので、ぜひ最後までご覧ください。
\ スーツクリーニング店 早見表 /
宅配クリーニング | 目的 | タイプ | 特徴 |
リネット | 時短・コスパ | 個別 | 最短納期2日 |
リナビス | バランス | パック | スーツ専門パックあり |
プラスキューブ | クオリティ | 個別・高級 | 完全個別洗い |
まとめ記事は「スーツのクリーニングおすすめ3選【あなたに合ったサービスを提案します】」へ
スーツクリーニングの出し方の流れ
スーツクリーニングの出し方の流れについて解説します。
店舗型、宅配型クリーニングで流れがことなるので、それぞれ詳しく解説しますね。
スーツクリーニングの出し方【店舗型】
✓ 店舗型クリーニングの流れ
- スーツを持っていく
- 申し込み、支払い
- 返却日に取りに行く
店舗①:スーツを持っていく
店舗型のクリーニングでは、自分でお店にスーツを持っていきます。
持っていき方は自由でして、使い捨てのビニール袋や紙袋など、入れるものは何でもOKです。
店舗②:申し込み、支払い
店舗型クリーニングだと、申し込み当日に料金を支払います。
何も言わずに申し込むと基本的にはドライクリーニングになるので、水洗いをしてほしい場合は自分から言いましょう。
ポイント
店舗によって「水洗い」「Wフレッシュ洗い」「汗抜き」など、呼び方が異なるので注意してくださいね。
ドライクリーニングと水洗いの違いについては、後ほど詳しく解説します。
店舗③:返却日に取りに行く
店舗でクリーニングに出した時に、受け取り可能日が記載した伝票が発行されます。
もし伝票を無くしてしまった場合でも、会員情報から情報を呼び出すことができるので問題ありません。
スーツクリーニングの出し方【宅配型】
✓ 宅配型クリーニングの流れ
- ネットで申し込む
- 宅配業者に集荷してもらう
- 指定日に好きな場所で受け取る
宅配①:ネットで申し込む
宅配クリーニングの場合は、ネットで事前に申し込みます。
「プラン」「オプション」「支払い方法」「集荷日」「受取日」を全て申し込み時に選択します。
宅配にも2種類あり、【個別タイプ】の場合は出したいスーツを、【パックタイプ】の場合はパックの数量(5点~20点)に合わせて選択しましょう。
例えば、宅配クリーニング最大手の「リネット」の有料会員だと、2,640円(税込)以上の注文で送料が無料に。
パックタイプだと送料は無料なところがほとんどですが、5点の最低金額が5,000円を越えることがほとんどですね。
ポイント
宅配クリーニングは一定金額に達しないと送料がかかるので、申し込み時に金額を確認しましょう。
宅配:宅配業者に集荷してもらう
宅配クリーニングは、申し込み時に指定した日に集荷してもらいます。
店舗型クリーニングと違って持ち込む必要がなく、夜遅くまで集荷してもらえるというメリットがありますね。
ポイント
場所や数量によって納品スケジュールが遅れる場合があるので、余裕を持った納期を指定しましょう。
宅配③:指定日に好きな場所で受け取る
申し込み時に設定した、受け取り可能な日にちと場所で待つだけ。
受け取った後の注意点については、次の「スーツクリーニングの出し方の注意点」で詳しく解説しますね。
スーツクリーニングの出し方の注意点
スーツクリーニングの出し方の注意点について解説します。
スーツは一般的な服よりも価値が高く、特殊な素材でできたものも多いため、必ずチェックが必要です。
スーツをクリーニングに出す前の注意点
✓ 出す前の注意点
- 洗濯表示タグを確認する(生地裏)
- ポケットの中身を確認する
- 汚れや破損を確認する
①:洗濯表示タグを確認する(生地裏)
引用:お洗濯のコツ(Panasonic)
スーツをクリーニングに出す前に、必ず洗濯表示のタグを確認しましょう。
僕たちが見る必要がある表示は、上の画像右側の2つ(ドライ・ウェットクリーニング)の表示です。
洗濯表示は、ズボンの裏側やポケットの中などのわかりづらい箇所にあります。
また、オーダーメイドスーツなどで表示タグがないと、クリーニングに出せない可能性があるので、詳しくはクリーニング店に問い合わせをしてくださいね。
②:ポケットの中身を確認する
スーツをクリーニングに出す前に、ポケットの中身を確認しましょう。
仮にスーツ以外の私物が破損したり紛失しても、補償の対象にならないので注意してください。
レシートなどはクリーニング店でも見落としてしまうことがあるので、注意してくださいね。
③:汚れや破損を確認する
スーツをクリーニングに出す前に、汚れや破損などがないか確認しましょう。
具体的には、「シミ」や「ソースなどの汚れ」、「ボタンの有無」や「糸のほつれ」などですね。
とはいえ、トラブルになった時は、前になかったことを裏付ける証拠が必要になるので、事前に準備しておきましょう。
ポイント
できればクリーニング前の写真を取っておくと、万が一のトラブルでもスムーズに解決できます。
スーツのクリーニングを受け取り後の注意点
✓ 受け取り後の注意点
- タグを取る前に仕上がりを確認する
- ビニールから外して保管する
- 適度にブラッシングする
①:タグを取る前に仕上がりを確認する
スーツクリーニングの受け取り後は、”タグを取る前に”仕上がりを確認しましょう。
具体的には、「シワ」や「シミ」「破損(ボタンなど)」がないかをチェックします。
クリーニング店によって補償内容が変わるので、事前にチェックしておいてくださいね。
ポイント
クリーニングを受け取ったら、”タグを取る前に”できるだけ早く仕上がりを確認し、ダメなら再仕上を依頼しましょう。
②:ビニールから外して保管する
クリーニングを受け取ったら、外側にビニール袋を外してから保管しましょう。
ビニールに入っていると綺麗に見えますが、クリーニングの意味がなくなってしまうので注意してくださいね。
環境対応のためにリサイクルしているお店もありますし、クリーニングを利用していると家がハンガーだらけになることも。
強制ではありませんが、必要ないハンガーは引き取ってもらいましょう。
③:適度にブラッシングをする
スーのツクリーニングが完了したら、適度にブラッシングをして保管しましょう。
週1回程度のブラッシングでOKなので、暇ができたらするイメージで大丈夫です。
スーツクリーニングの加工と種類
スーツクリーニングの加工と種類について解説します。
もしウェットクリーニングやその他のオプションを希望の場合は、注文時に伝えましょう。
ドライクリーニングとは?
ドライクリーニングとは、特殊な溶剤で水を使わずにクリーニングをする方法です。
具体的には、「スーツ」「ウール100%」「カシミヤ」などとは相性が良いクリーニングです。
口紅 | 油系のシミ |
油性ペン | ファンデーション |
ホコリ | 排気ガス |
✓ ドライクリーニングが苦手な汚れ
汗 | タバコの煙 |
ジュース | アルコール |
醤油 | タンパク質 |
ドライクリーニングは油性の汚れに強いですが、水性の汚れは落ちないので注意が必要です。
特に、宅配クリーニングは窓口で相談ができないので、事前に知っておくことが大切です。
ウェットクリーニングとは?(水洗い)
ウェットクリーニングとは、ドライクリーニングで落ちない汚れを綺麗にする方法です。
ドライクリーニングと比べて手間とコストがかかるため、有料オプションになっているクリーニング店がほとんど。
ただし、スーツの素材によってはウェットクリーニングができないものもあります。
ウェットクリーニングは生地に負荷がかかりやすいので、汗っかき体質の人や、夏場などの汗をかく時期だけにすることをおすすめします。
その他のオプション加工
スーツのクリーニングでできるオプション加工について解説します。
オプション加工をすることで、ワンランク上のクリーニングを体験できますが、ほとんどの場合は有料です。
具体的には以下の通り。
汗抜き加工(水洗い) | 汗や水溶性の汚れを落とすクリーニング。無料の店舗もある。 |
撥水加工 | 雨などをはじく加工で、濡れにくくするもの。外回りの営業職の人におすすめ。 |
折り目加工 | スーツにビシッと折り目をつける加工。結婚式用スーツなどにおすすめ。 |
抗菌・防虫加工 | ウールやカシミヤなどの高級素材にはしておくべき加工。 |
しっとり加工 | ドライクリーニングだとパサつくことがあるため、気になる人におすすめ。 |
花粉・ウイルス防止加工 | 生地の表面を滑らかにし、付着を防ぐ加工。 |
UVカット加工 | 紫外線による衣服の色落ちや劣化を防ぐ加工。 |
クリーニング店によっても様々ですが、おおまかにはこんな感じ。
金額的に余裕がある人は、検討してみるといいかもしれません。
詳しくは「スーツクリーニング代の相場はいくら?お得な料金プランを提案します」へ
スーツをクリーニングに出す頻度
スーツをクリーニングに出す頻度は、基本的には1シーズンに1回です。
なぜなら、クリーニングはスーツに少なからず負荷がかかるから。
✓ 季節ごとのクリーニング頻度
- 夏場:多くて1週間に1回
- 冬場:1シーズンに1~2回
詳しくは「スーツのクリーニング頻度はどれくらい?長持ちさせる裏技を公開」へ
スーツクリーニング店の失敗しない選び方
スーツクリーニングの失敗しない選び方について解説します。
クリーニング店によって強みが異なるので、自分の目的に合ったお店を選ぶことが大切です。
クリーニングを出した後に、「なんか違った」後悔しないようにしましょう!
詳しくは「スーツのクリーニングおすすめ3選【あなたに合ったサービスを提案します】」へ
スーツクリーニングの出し方は簡単!定期的に出そう
スーツクリーニングの出し方について解説しました。
とはいえ、スーツはクリーニングだけでなく、自宅でも定期的にメンテナンスすることが大切です。
例えば、毎日スーツを着る人であれば、3~4着を1日ごとにローテーションするのが理想的ですね。
洋服が詰まったクローゼットにそのまま戻すのは避けましょう。
>>宅配クリーニングを徹底比較!目的別おすすめ3選【40社以上から厳選】
最後までご覧いただきありがとうございました。
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